DRAGON BALL Z’

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「影のZ戦士たち」



第1話 : 地球最大の危機!?





ドッカーーー・・・ン



ブリーフ博士「ほう!いそいでつくったわりにはちゃんととびおったわい!」


ウーロン「あっ あれ!?悟空は!?宇宙船は!?」


プーアル「ひょっとしていまの音・・・」


ブリーフ博士「うむあわてていってしまった」


ウーロン「なんでえみずくさいな・・・あいさつぐらいしてきゃいいのによ」


プーアル「なにかあったのかなあ・・・」



−−−−−−−−−−



・・・この物語は孫悟空がナメック星に向かって旅立ったころから始まる・・・


Z戦士たちとべジータ・ナッパ、そして栽培マンが戦った荒野で

異変が起ころうとしていた。


クリリンが放った拡散エネルギー波によって粉々になった

栽培マンたちの死骸と地球の土に含まれる成分とが化学反応を起こし、

栽培マンの再生活動を始めたのだった。


これはまったくの偶然で起こった奇跡的なことであった。


栽培マンの死骸は徐々に結合しだし、

新たなる栽培マンを作り上げていく。


それはもはやかつての栽培マンと呼べるものではなかった。


栽培マンを超越した栽培マン、超栽培マンの誕生は

目の前に迫っていた・・・


「・・・気の乱れ・・・感じる・・・」


いち早くこの事態に気がついたのは、そう、ミスター・ポポであった。


Z戦士たちが一人残らず地球にいない今、気の乱れを

読み取ることができるのは彼しかいなかった。


ミスター・ポポ「これ、大変!神様いない。ポポ、何とかする。」


そう言うとポポは急いで神殿を降りていった。

カリン様のところへ向かって。



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ミスター・ポポ「カリン、ヤジロベー、いるか?」


カリン様「こ、これはミスター・ポポ氏!

いったいどうなされたのかな?」


ミスター・ポポ「ちょっと大変。ヤジロベーの力、必要。」


Z戦士がいない今、地球最強(?)の戦士はヤジロベーであった。


カリン様「ヤジロベーなら先ほど食料を仕入れに・・・

お、帰って来ましたぞ」


ギューーーーーン!!!


カリン様「こりゃ!ヤジロベー!あれほどジェットモモンガで

ここまで飛んでくるなと言ったであろう!

ちゃんとカリン塔を登って来い!」


ヤジロベー「アホぬかすな!

なんでわざわざ登ってこないといけねーんだ!

そもそもおめーが食料を買って来いといったんだろがよ!!」


カリン様「アホとはなんじゃ!アホとは!」


ヤジロベー「アホはアホだ!

何で俺がお前のお使いしなきゃならねーんだ!」


ミスター・ポポ「・・・・・これは・・・大変・・・」


はたしてヤジロベーの力で超栽培マンの誕生を

防ぐことができるのか!?


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